皮膚科や整形で魚の目の処置をされ、
それでも改善されずに痛みが増し、
ウォーキングもできなくなった
80代のお客様。
なんどもスピル膏を貼っては
処置をしていたようで
周りの皮膚も痛んでいます。
こちらは突出してとても痛そうです。
あれから二回目のご来店の今日。
CSソックスにシューズの紐、
オイルケアで・・・
ここまで変化があるとは
正直、驚きました。
なぜならばご高齢だから。
やはり、がらりと足の環境を変えると
年齢問わず変化があるのですね。
そしてご本人の
「痛みなく歩きたい!」
という熱心な思い。
わたしのお伝えすること、全てやってくださいました。
わたしが倒れては・・・という
介護をする奥様への思いもあるのかもしれません。
「自分はまだ大丈夫。」
と思っていませんか?
認知症の方の行動に「徘徊」という言葉があります。
決してあてもなく、歩いているのではなく、
何か目的があっての行動です。
よくある理由に「家に帰る」というのがあります。
わたしの父親もよく言っておりました。
認知症の介護をされたことのない方には、
何のことだかわからないかもしれませんが、
彼らは何かを探して、誰かを探して
出かけてしまうのです。
そうして行方不明になってしまいます。
この名古屋市の「お帰り支援サポーター」
というのは、その行方不明になった方々を
一刻も早く見つけるという取り組みです。
行方不明になった方の特徴や、出かけた時の服装、
立ち寄りそうな場所などが、ご家族の依頼により
メールでサポーターに届きます。
約一日に一件~2件。
大人が皆サポーターだったら??
地域で認知症のケアができたら??
本人も、そしてご家族も、施設職員も
認知症の方を家に閉じ込めることなく、
安心して地域に出してあげれることでしょう。
こんなブログを書いていましたら、
一昨日12時に行方不明になった70代の男性が
8時間後に無事保護されましたと
たった今発見連絡メールが届きました。
2019年2月14日(木) 18:03 |
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介護
「認知症だけにはなりたくない。」
よく聞く話です。
お知り合いの先生が
お友達との会話の中でこのような話になった時
とても悲しくなるとおっしゃっていました。
なぜなら、
彼女のご主人は認知症を発症しているから。
わたしの父もそうでした。
『認知症』というのは、症状そのものであって
病気の名前ではありません。
年齢を重ねれば、脳も老いるでしょう。
特別なことではないと私は思います。
外出先でたまたま観たテレビのCM。
何度見ても笑みがこぼれます。
テディも素敵ですけど・・・
サイモン、男前すぎる!!
https://www.youtube.com/watch?v=tw7dI439sr8
2018年12月30日(日) 12:22 |
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介護
「どうせ作るなら、もっと早く作ればよかった」
こう言ったのは私の介護士仲間の一人。
心地よさが忘れられず購入。
先日CSシューズが仕上がりました。
私の周りには、スーパー介護士が(特に認知症専門)
大勢います。
施設での介護士時代の話をしながら
ゆっくり作らせていただきました。
夜寝てもらえないお年寄りに苦労をした夜勤も
かれこれ20年以上前のこと。
そんな彼女が最後に
「これ履いて寝たいわ~~~
下手な眠剤使うよりもよく眠れそうね(^’^)」
彼女ならではの一言です。
ちなみに当サロンでは、
「CSソックス、CSシューズは脱いで寝ましょう」
とアナウンスしております(^’^)
2018年12月26日(水) 08:42 |
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介護
よく『収入格差』と聞きますが、
わたしがこのお仕事をしていて思うのは、
『体力格差』
普段から運動をしている方としていない方が
極端なんですね~(^’^)
20歳過ぎれば筋力は落ちていきます。
30代40代が気が付かないのは、
まだ歩けるから。
50代、60代もまだ動けるから・・・
でもここからですね。
今までやってきた人と、そうでない人の差が
大きく開いてくるのは(-_-;)
この世代の方々は日本人口に占める割合が多いです。
わたしは本当に案じております(^-^;
足も脚も大切です。
スクワット生活始めましょ!
2018年10月17日(水) 19:34 |
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介護
名古屋市にある介護施設に、
月に一度、体操レクでお邪魔しております。
3ユニットある有料老人施設。
80歳以上の方が多いように思います。
私が施設に勤務していた20年前は、
70代が多かったような・・
だからなのか、
ADLの下がり具合が早いように感じます。
一ヶ月も経つと、椅子に座っていた方が車椅子に。
座位の取れていた方が、リクライニングの車椅子に・・・
介護施設での身体能力の維持向上はなく、
『お迎えが来るのを待つ場所』
になっているのかな・・・
私のお勤めしていた介護施設は
相談員が他の施設で見ることができない(いわゆる手に負えない)
方々を引き受ける方でしたので
それはそれは大変な思いをしましたが、
貴重な、なかなか体験のできない勉強をさせていただきました。
身体拘束が当たり前の時代。
抑制を外し、オムツを外し、車いすを外し、
そして胃ろうを外し・・・
それを看護師と現場の介護スタッフが協力して
お年寄りを元気にしていった。
そんな施設でしたね。
今の介護士さんって、そういう「楽しさ」を
感じられてるのかなって。
切り離してはいけません。
介護は生活の延長です。
2018年10月12日(金) 09:43 |
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介護
爪のケアは爪だけではなく、
足も皮膚も変化させます。
先週3回目のケアが終わりました。
ご家族が、「足が痛い」というお母様を
連れてご来店されたのがきっかけです。
一ヶ月前は、
こうしてみると、爪も足も元気になったことがわかります。
一回目のカットで痛みもなくなりました。
歩くのも痛かったでしょう。
靴を履くのも痛かったと思います。
そうなると歩くことがおっくうになり、
行動範囲も狭くなります。
ずっと我慢されていました。
年齢の高い方は情報がない為、
どうしたらよいのかわからないことが多いのです。
これは、わたしが爪のお仕事をするようになった理由でもあります。
介護士は介護をするだけがお仕事ではなく、
介護を必要としない人も作れること。
爪で歩行が変わります。
転倒リスクも減らせます。
「お母さん、足マッサージするよ」って、
足の爪、見せていただけるといいですね(^_-)-☆
2018年9月26日(水) 20:12 |
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介護
先日、お知り合いが首の手術をしました。
手術の理由は、
「手がしびれるから・・・」と。
生活に支障があるといえば特になし。
医者からは、
「その手のしびれは首からきている。
この先車椅子になるかもしれない。」
そう言われ、息子さんに手術をすすめられたと。
本人は「したくない」との思いだったが、
息子さんがやれといえば、それに反論はできない。
何故ならば、介護するのは息子さんだから。
医者から「車椅子になる」と言われれば、
普通の方なら「今手術しなければ・・」と思うだろう。
術後の本人に、手のしびれはどうかと聞けば、
「変わってない」と。
正しいか正しくないかは別として、
日常生活に支障がなければ、
もうちょっと考える時間があってもいいと思います。
2018年9月18日(火) 17:57 |
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介護