お医者さんの信頼度は確固たるものです。
一人一人の患者さんの話を聞いていては
一日の仕事が終われないのも理解できます。
外科になれば、切ることがお仕事なので、
その患者さんが、何を言ってもらいたいのだろうとか、何を目的としてるだろうなどど、
個々を察してお話するはずもないわけで・・・・(勿論、そうでない先生も多くいらっしゃいます)
どんな人に出会うか、どんな人と関わるか、どの医者にかかるかで、
その人の人生が決まってしまうこともあります。
腰痛の80代の女性。
決して寝ても覚めても痛いわけではありません。
歩行もできます。
『腰痛』と言っているのに、何故原因が、膝の軟骨がないからと
両膝のオペを勧めなければならないのか。
「今のうち。体力があるうちに・・・・」と言われるのです。
(先日、うちのちよこさんも、同じようなこと言われて病院から帰ってきましたが、彼女はお約束通りNO!と言って戻ってきました)
「先生が私の立場だったら、手術しますか?」
とか
「手術をして、今と同じ生活に戻れますか?」
などと聞いてみるべきです。
「医者には言えない」
が圧倒的に多いです。
よく「お任せします」と言えたものです。
「私の人生、先生にお任せします」と言っていると同じです。
自分が知らないだけで、もしかしたら両親が今
そんな立場にいるのかもしれません。
医療保険や介護保険ががパンクしそうなのは
ただ単に高齢化が進むだけでなく
家族の関わりも関係あるのかなと思う今日この頃です。